オール電化の導入で保険の見直しを

オール電化で火災保険も安くなる！？

火災保険が安くなる理由

各損害保険会社で販売される個人住居向けの火災保険の中には、オール電化住宅割引を用意している保険商品があります。

消防白書によると、毎年コンロが原因の火災事故は全体の10%前後を占めるというデータがあります。つまりこの原因となるガスコンロが物理的に無いという事は火災事故が起こる確率も下がるという事に繋がるのです。

ちなみに火災事故原因のトップ３は１．放火（疑いも含む） ２．たばこ ３．コンロ　となっており、この３件で火災事故全体の４０%を超えています。

保険料が安くなる具体的な例

保険料例：1 1年契約で毎年保険更新をしているケース

見積もり条件：木造一戸建て（Ｈ構造）２０００万、家財１０００万
補償内容：火災、落雷、破裂・爆発、風・ひょう・雪災（20万免責）のみ
費用補償：事故時諸費用、残存物撤去費用、地震火災費用つき
保険期間：１年
所在地：埼玉県
保険金支払方法：新価実損払い

オール電化割引なしの保険商品（国内I社）	37,600円
オール電化ありの保険商品（外資A社）	25,180円 （太陽光発電あり⇒24,420円）

（ポイント）
費用補償の細かいところにについてはまるで同じではないので、単純な比較は
出来ませんが、同じ保険金額、同じ損害補償項目でこれだけの差が出ます。
単純計算で1年12,420円。これを30年継続すると372,600円もの差が出ます。

保険料例：2 長期一括で建物に火災保険をかけているケース

見積もり条件：木造一戸建て（Ｈ構造）２０００万
補償内容：火災、落雷、破裂・爆発、風・ひょう・雪災（20万免責）のみ
費用補償：事故時諸費用、残存物撤去費用、地震火災費用つき
保険期間：３５年一括
所在地：埼玉県
保険金支払方法：新価実損払い

上記のケースで5年前に一括支払いで保険に加入済みのケース。
建物をオール電化にリフォームをしたのを機に保険の見直しをしてみると

オール電化割引なしの保険商品（国内I社）35年一括	528,800円
これを5年目で解約すると ⇒ 約90％返戻あり ⇒ 475,920円の返戻（90％で計算）
オール電化ありの保険商品（外資A社）30年一括	352,800円 （太陽光発電あり⇒342,210円）

（ポイント）
保険を長期一括で支払い済みの場合でも途中解約をすると残期間分の保険料はきっちり返戻されます。
その返戻金を元に新たな保険契約を残期間分一括で再加入した場合でも、返戻金よりも安く加入ができ、差額の保険料を浮かす事が出来ます。
この浮いた費用で地震保険に加入したり、家財の補償をプラスすることも可能。
ただし費用補償の細かいところにについてはまるで同じではないので、単純な比較は出来ませんが、同じ保険金額、同じ損害補償項目でこれだけの差が出る可能性があるため一度シミュレーションをしてみることをおすすめします。

保険の見直しの際には複数比較を

火災保険の見直しを考える場合、複数の保険会社のプランを比較してみることをおすすめします。

特に、AIU保険とセコム損保では、オール電化住宅割引が適用となる保険商品がありますので、火災保険一括見積もり依頼サイト などで、これらの保険会社を含めて見積もりを取ってみるといいでしょう。